【 何故、企業の不正や失踪が相次ぐのか? 】

1、賃金が安い

2、契約時の就業内容が違う

3、実習生に対する扱いがひどい

4、不当解雇

 

中でも1番多いのが賃金についてのトラブルが多いです。

過去に失踪した実習生に話を聞いたところ

 

私 『何故失踪したのですか?』

実習生 (給料が安いです、毎月家賃光熱費、保険、道具代、家の家具代など・・・)

 

1日7000円で23日働いて、家賃が25000円、光熱費5000円、食費、保険代、入社時に買い揃えた道具代、

部屋にある家具、雑費、他

これらがもろもろ給料から差し引かれていくと、手取りは6万円ほどしか残っていなかったそうです。

これでは日本に来た意味がありません。

実習生は企業からの面接に採用されると、ベトナムの送り出し機関が運営する学校で6カ月間程日本語の勉強をします。

その学校に(日本円)80万~120万円を払って入学します。

学費はその送り出し学校によって違うそうです。

実習生たちは、日本に来た時点で借金をしてきます。

自分の目標の金額に達するにはまず学費を返済してからになるのです。

そう考えると、手取り6万円程ですと、3年間で216万円しか貯金できません。

216万円から学費を返済すると120万円を返済としたら96万円しか残りません。

私が、ベトナムへ面接に行ったときは、みんな口をそろえて

実習生 (貯金は250万円は3年間で貯めたいです!)と言っていました。

そのことを考えると・・・

96万円は、失踪した実習生は不安で仕方なかったと思います。

では、会社はどのようにすれば失踪させない環境を作ればいいのか?

次回に続く

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