【 はじめに 】
私の働く会社では、4年前ほどから外国人技能実習生を受け入れています。
今、日本企業では人不足に悩まされています。
それを改善するべく、技能実習制度という名目で外国人を3年~5年の実習期間以内で
働いてもらうというものです。
国籍は様々ですが、主に ベトナム、中国、フィリピン、バングラデッシュ等々
私の会社には、ベトナム人が24名の実習生がいます。
1年目は言葉がほとんどカタコトで色々お互いにジェスチャーしながら毎日を過ごしますが
2年目となればある程度の会話はできるようになります。
仕事の面では、本当に驚くほどの見込みが早く、器用でよく働いてくれます。
何故なら、この子たちは技能を習得して自国に帰ってからその技術を生かそうとは
ほとんどの子は思っていません。(弊社の場合)
なぜなら、日本に来る目的はそもそもが技能の習得ではなく
お金を大前提に稼ぐために実習生となるからです。
ですから、仕事に対しての姿勢がとてもいいのです。
そういった関係の中、3年間お互いに勉強しながら良い刺激となって
生活を送っていくわけなのですが
ここ最近になり、外国人技能実習生の制度が社会的にも広まっていく中で
実習生に対しての企業の不正や、実習生の失踪が後を絶たないのです。
このことについて何故そのようなことが起きるのか?
私なりに考えてみました。
次回へ続く